沖縄・名護ジュニアコーラスのブログ Okinawa Nago Junior Choir Blog

沖縄・名護ジュニアコーラスは、沖縄県北部で幅広い年齢層の子どもたちが集い、歌うことを中心に、さまざまな活動をしている団体です。 このブログでは、沖縄・名護ジュニアコーラスの活動をご紹介します。

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< 2024年05月 >
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てぃーだイチオシ

出演のお知らせ練習の様子

今日から8月。
「美ら島おきなわ文化祭2022」の大会旗が名護市にバトンタッチされ、今日は名護ジュニアがそのオープニングセレモニーを歌声で飾りました。




久しぶりの野外での演奏。「名護市民の歌」を元気よく、そして大会のテーマ曲である「てぃんさぐぬ花」をアカペラで透明感たっぷりに歌いました。
何度聴いても、ジュニアの「てぃんさぐぬ花」は本当にステキ。心に染みるとはこういうことなんだなぁと、まだまだうっとり気分です。

お天気を心配していましたが、名護ジュニアの歌声で空もすっきり晴れて、笑顔いっぱい♪ いい時間になりました。




その後は、市民会館に移動して、一週間後にせまった沖縄県少年少女合唱祭に向けた練習。大ホールを使わせてもらって、本番前のありがたい機会になりました。
小学生から高校生の、集まればみんなケラケラ愉快な仲間たち。が、ステージの上で樹子先生の指揮の手があがると、一人一人がキラっと光る演奏者に変わります。




音と言葉を一つ一つ確認しながら、曲のもつ世界観をみんなで感じたあっという間の2時間ちょっと。高いクオリティーを目指して妥協しない先生方と、イメージを共有しながらそれぞれの課題と向き合い練習に取り組むメンバー。
一つの曲が仕上がるまでに、こんなにもたくさんのプロセスが必要だとは、、、
名護ジュニアの演奏力のすごさの下にあるものを見せられた気がしました。




3年ぶりの開催となる今回の合唱祭では、昨年参加した「高野山国際こどもコーラスフェスティバル」の報告演奏も披露させていただきます♪
県内各地で活動する合唱団のみなさんと一緒に、歌の力を感じ、未来への希望で満たされるすばらしい時間を過ごせますように~(^-^)/ 

定期演奏会

定期演奏会を終えて

令和3年度の定期演奏会は、先日無事に大きな拍手のなか幕を閉じました。

大ホールに、入場制限などなくお客さまをお迎えして開く定期演奏会は実に三年ぶり。名護ジュニアの透き通った歌声に包まれた空間で、たくさんの方たちと一緒に感動を味わうことができたのは本当に久しぶりのことでした。



「やっぱり、生で聴く名護ジュニアのハーモニーはすばらしかった!」

ご来場いただいたみなさまにもご協力いただき、できるかぎりの感染症対策をして、のびやかな歌声や息づかいまでがそのまま届けられるよう工夫した中で開催した演奏会でした。

「不要不急」という言葉のもとで、どこか肩身の狭い思いをしなければならなかった「合唱」。それでも、歩みを止めずに様々な形で活動を続けてきた結果が、あのホールいっぱいの感動につながったのでしょう。
「こんなときだからこそ、人間的に豊かな心をもって生きていく上で音楽や歌の力は必要なのではないか。」と、樹子先生。定期演奏会を無事に終えた今、あらためて強くそう感じています。

さて、3つで構成された「祈り」のステージ。
始まりは、ふるさとへの想いを込めた祈りの曲。
大城松健団長が作曲された「名護ひんぷんがじまる賛歌」は、団長の指揮で元気に歌いあげました。



首里城復興応援ソング「SYURI NO UTA」に続き、最後は「ひやみかち節」。
「何度転んでもみんなで心を合わせて、えいっ!と立ち上がろう。花が咲き、音楽が鳴り響く豊かな世界を広げていこう。」と呼びかける歌詞は、樹子先生によるアレンジでした。
やわらかな曲もリズミカルで力強い曲も、日本語の曲もウチナーグチの曲も、ジュニアの手に(声に?)かかるとその歌のメッセージが何倍にも膨らんで、まっすぐ胸に飛び込んでくるから驚きです。

続く祈りⅡは聖母マリアを讃える2曲。プーランク作曲の「Litanies a la Vierge Noire(黒い聖母の連願 リタニ―)」は、昨年11月にがらまんホールで開催された舞台コンサート「音楽と社会を繋ぐレクチャーコンサート きっかけ vol.2」の中で演奏した曲で、暗く重い雰囲気がただようオルガンの音を背景に、光が差し込むような美しい和音が響きます。フランス語で奏でる難しいハーモニー。名護ジュニアの表現力の豊かさに圧倒された数分間でした。

そして、祈りのステージのしめくくりは、高野山国際こどもコーラスフェスティバルで奉納演奏された、壮大なあの2曲。
和歌山、高野山の杉木立の中で、風の音や鳥の声、砂利の上を歩く音、自然が奏でるあらゆる音と共鳴する歌声が、まるで定演の舞台で再現されたようにホールいっぱいに響き渡り、神秘的な空気に包まれていました。なんとも言葉では表せない、時空を超えた壮大な祈りで満たされたステージになりました。




祈りのステージと共に、、、
昨年沖縄県高等学校音楽コンテストで金賞を受賞し、九州高等学校音楽コンクールに出場した高校三年生メンバー安里日和さんの独唱。曲の終わりと同時に会場から感動のため息がこぼれていたほど、どこまでも優しくふくらむ美しい歌声が大きなホールをすっぽり包みこんでいました。

独唱に続いて、名護ジュニアの伴奏も務めてくださっている新城友紀先生のピアノソロ。リハーサルではメンバーみんなで客席から友紀先生のピアノを聴かせてもらい、大きな感動とともに、すばらしいピアニストの伴奏のもとで歌えていることにあらためて感謝する時間にもなりました。




後半の部では、根路銘千香先生の指揮のもと、可愛らしい歌声を披露してくれたリトルクラスのステージ。かつてのジュニアメンバーの姿を重ねながら、笑顔で歌う未来のジュニアたちに大きなエールをおくりました。




そして、今年2月の沖縄県ヴォーカルアンサンブルコンテストでグランプリを受賞したアンサンブル。みんなの心がぴったり一つになった圧巻のハーモニー。地震によって中止となってしまった全国大会でしたが、被災した福島へきっと祈りのメッセージが届いたことでしょう。

エンディングは、今年も定演をサポートしに来てくれたOGと一緒に、大切に歌いつないできた2曲を演奏して、なんとも贅沢で名護ジュニアの魅力がギュッと詰め込まれたような定期演奏会になりました。




合唱を通して成長していく子どもたち。
先輩たちから受け取ったバトンは、次へ、また次へとつながって、美しいハーモニーが未来に向けて流れます。今年度はまたどんなすばらしい曲との出会いが待っていることでしょう。
支えてくださるすべての人に感謝して、今年度もメンバーがのびのびと合唱を楽しめるよう祈っています。

定期演奏会

新年度がスタートして2週間が経ちました。
芽吹き色でにぎやかな春の森を楽しんでいたのはついこの間だというのに、早くも梅雨を告げるイジュがつぼみをぷっくり膨らませて、開花のときを待っています。間もなくまた次の季節がやってくる気配です。

さて、間近のお知らせになりましたが、GW空けの5月8日(日)に定期演奏会を開催します びっくり!!
昨年一年間の締めくくりとなる大切な発表の機会。
例年3月の終わりごろに開いていた定期演奏会ですが、5月開催というのも新鮮。今年度の出発としてもステキなステージになる予感がしています♪
進学、進級して、それぞれが新しいリズムをつかむのに一生懸命なときですが、みんなで歌える喜びを感じながら本番に向けた練習に力を入れる名護ジュニアメンバーです。



今年の演奏会のテーマは「祈り」。
with コロナ2年目のなか歩んだ昨年度でしたが、あらためて振り返ると、素晴らしい曲との出会いや新しい挑戦の機会に恵まれ、貴重な経験を重ねた一年でした。
出会った曲の一つ一つと向き合うと、その全てが「祈り」でつながることがわかります。
「コロナ、戦争、自然災害、、、 混乱の日々が続き、子どもたちの未来が明るく希望に満ちたものであるようにと願うなかで、『祈り』に結びつく曲に心が向かったのはとても自然なことだった」と、樹子先生は振り返ります。

 ふるさとへの祈り
 神への祈り
 調和と平和への祈り

名護ジュニアのまっすぐで強く優しい歌にのせて、大きな「祈り」のステージをお届けします。
一年に一度の、名護ジュニアの魅力がギュッとつまった贅沢な演奏会♪
どうぞ、みなさまお誘いあわせのうえお越しくださいませ。


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  沖縄・名護ジュニアコーラス 定期演奏会
  2022年5月8日(日)
  開場 16:00 / 開演 16:30
  市民会館大ホール
  チケット 大人 980円 / 小人 500円
  問い合わせ/090-3419-7232(野原)
  okinawanagojuniorchoir@gmail.com

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出演のお知らせ活動記録

あっという間に2021年も残りわずか。サンタさんの気配を感じる季節がやってきています。

お知らせが間に合わず、報告もすっかり遅くなってしまいましたが、12月4日~5日、宜野座村がらまんホールで開かれた「社会と音楽を繋ぐレクチャーコンサート きっかけ Vol.2」に出演しました。
クラウス・フランケさんと東江貴子さんご夫妻が脚本を手掛けるこの舞台へ名護ジュニアが出演するのは、2019年のVol.1に続いて2回目。今回のテーマは「ジェンダー・信仰・芸術」。
お母さんたちが手掛けた衣装をまとってステージに立った名護ジュニアメンバー。プーランクやロルカの生きてきた足跡、フランス語、スペイン語の発音に四苦八苦しながらも作品の背景にまで触れることができ、今回もまた貴重な学びの機会となりました。

https://sites.google.com/view/kikkakeconcert/


そしてそして、出演が続く12月!
今度の日曜日には、我らが沖縄・名護ジュニアコーラス団長の大城松健先生、ペトロ・ショーケンさんのギターリサイタルが名護市民会館大ホールで開催されます♪
団長のギター歴50周年を記念して開かれるリサイタル。コロナで延期となっていましたが、一年の締めくくりにふさわしくこのタイミングでの開催!
団長が作曲を手がけた「ひんぷんがじまる賛歌」が初めて披露されます。
名護ジュニアも日頃の感謝を込めてみんなでステージを盛り上げますよ~♪♪

 「ペトロ・ショーケン ギターリサイタル」
 2021年12月12日(日)
 開場13:30 開演14:30
 名護市民会館大ホール





限定350席で、チケットは予約制となっています。
ご予約・お問合せは以下まで↓↓↓
0980-53-1338(竹下/14:00~) 090-3790-7603(大城/10:00~)

活動記録

和歌山・高野山への演奏旅行から帰って、間もなく二週間が経とうとしています。
巡ってきた素晴らしい機会をみんなの力で成功させようと、日頃の体調管理や練習時の感染予防対策の徹底、旅行前後のPCR検査などなど、名護ジュニア、頑張りました (^^♪

15度以上の気温差、長い移動時間、タイトなスケジュール。それでも誰一人体調を壊すことなく、あのときあの場所でしか味わえなかった特別な経験を全身に得て元気に帰ってこれたことは、きっとメンバーそれぞれにとって大きな自信となり、成長につながるエネルギーになったことでしょう。




名護からエールを送っていた家族のもとには現地からの報告とともに、秋色の荘厳な景色の中で過ごすメンバーの写真がたくさん届いて、感動に包まれる高野山を一緒に体感しているような気持ちでフェスティバルの成功を祈っていました。






樹子先生は高野山での時間をふり返って、こんなメッセージを寄せてくださいました♡

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子ども達は、大忙しながらも、とても価値のある3日間を過ごすことができました!

初日、世界的に活躍するお二人の先生方によるレッスンでは、人の声の可能性、合唱の奥深さに触れた有意義な時間。特に、世界初演となる「四智梵語」は、作曲された松下耕先生から直々に曲が出来るまでのいきさつや曲の解釈についてお話を聞くことが出来、とても勉強になったことと思います。

翌日本番での出演団体全員による奉納演奏は、天気にも恵まれ、壇上伽藍の石段に整列する子ども達の神々しく輝いていたこと✨
その声は杉木立にこだまして、神秘的な空気に包まれました。
作曲家の指揮による世界初演の場に臨めたことは、めったにない貴重な体験であり、子ども達の記憶に深く刻まれたことでしょう。

高野山の景色や建造物も印象深く、特に最終日の奥の院では、木漏れ日を背に浴びながらの紅葉狩り🍁歴史に思いを馳せながら歩く2時間はあっという間でした!

本当に充実した3日間✨
改めて…子ども達を連れていくことが出来て良かったと思っています。
(一部抜粋)




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YouTubeでも「高野山国際こどもコーラスフェスティバル」と検索すると合同演奏曲など聴くことができます♪
池田ジュニア合唱団(大阪)、三田少年少女合唱団(兵庫)、浜松少年少女合唱団(静岡)、和歌山児童合唱団のみなさんと壇上伽藍で一緒に歌った3曲。心に留めておきたい大切な思い出の曲がまた増えました。
たくさんの感謝とともに・・・。



出演のお知らせ練習の様子

気がつけばやんばるの森の緑もトーンを落として、優しい秋風が心地よい季節になりました。

長かった緊急事態宣言が9月末で解除され、今月からはみんな揃っての練習が再びスタートしています。

再スタートから4週間が経とうとしている今、名護ジュニアメンバーが熱い取り組みの先に見ているのは、来月和歌山県で開かれる「高野山国際こどもコーラスフェスティバル2021」。コロナの大波を乗り越えた沖縄から、海を渡って、高野山という特別な場所に集まる仲間たちと共に歌える機会をいただけたこと、みんなで大きな希望を感じながら練習に励んでいます。



https://koyasan-international-children-chorus-festival.chorusmice.com/

国内外から集結する子どもコーラスによって歌われる合同曲は、弘法大使・空海の真言密教や声明がテーマになった、初めて出会う合唱曲。
私たちは、宗教も、国籍も、人種も、あらゆる違いを越えてつながり、平和を生み出していくことができる。そんな温かく希望に満ちた未来を、歌を通して子どもたちが世界に向けて発信します。

合同曲の一つは、千原英喜先生によって手がけられた「Angus Dei ~空海・真言・絶唱~」。3群3パートの9声部で構成されたこの曲は、それぞれのパートメンバーが少人数になる分、一人一人の音の正確性がとても重要。高校生や中三生が新メンバーの隣りにぴったりつけて、一つずつ丁寧に確認しながら練習を重ねています。
そしてもう一曲は、松下耕先生がこのフェスティバルのために書きおろされた「四智梵語 ~Anima Christi~」。神への祈りが込められたラテン語とお経が合わさった、こちらも難易度の高い楽曲。
高野山でこの2曲を指導してくださるのは、名護ジュニアが大切に歌いつないでいる「ほらね、」を作られた伊藤惠司先生と松下耕先生のお二人ですから、どんなにか贅沢で貴重な経験の場となることでしょう。

本番までの限られた時間の中で、高めあい、磨きあって、みんなの力で曲のもつ世界観を美しく表現できるように頑張りたい! 樹子先生の熱いご指導のもと、真剣な面持ちで練習に取り組むメンバーの様子を見て、久しぶりに胸の高鳴りを感じています。




名護ジュニア舞台では、松下耕先生作曲の「Ave Maria for youth choir」と、中村透先生の楽曲を含めた沖縄の歌4曲を演奏します。
南の島の明るさやたくましさ、太陽のエネルギーさえも歌に乗せて、世界中の人たちへ元気を届けられるよう、気持ちを一つに頑張るぞー!
ヒヤミカチ!!

出演のお知らせ活動記録



久しぶりの投稿になります。
皆さまお変わりございませんか?

沖縄県の緊急事態宣言が継続されている中、私たち名護ジュニアもリモート練習、自主練習の日々。感染が落ち着き、早くみんなで声を合わせて歌いたいと願う毎日です。

6月から始まったフィリピンの児童合唱団「YOUNG VOICES OF THE PHILIPPNES」のみなさんとのオンラインテレコーラスが形となり、Facebook上で公開されました♬

練習、準備をしては本番がなくなっていて、メンバーの気持ちも折れそうになりかけていました。初めてのオンラインで戸惑い、苦労もありましたが形となって映像で見ることができとても喜んでいます。

今年がフィリピンと日本の国交正常化65周年にあたる年であったようで、何と大使からのお言葉も収録されていましたよ!
動画も素敵に仕上がっています。ぜひご覧ください♪


https://fb.watch/7GZJCpZ2h3/


♪お知らせ♪

名護ジュニアコーラス団長のペトロ・ショーケン ギターリサイタルに私たちも参加いたします。
団長が曲をつけた『名護ひんぷんガジマル讃歌』、初演を務めさせていただく事が決まりました!今からとても楽しみです♪
リサイタルの詳細はまた改めてご案内いたします。

まだまだ制限のある生活が続きますが、お気をつけてお過ごしください♪

活動記録練習の様子

新メンバーが加わり、コロナ対策をしながらにぎやかに練習が進行していた名護ジュニアですが、県内のコロナ感染が広がり5月23日には緊急事態宣言が発令されたため、またもみんなで集まり声を合わせる練習ができなくなってしまいました。しかし、歩みを止めない名護ジュニア! 今月はじめからフィリピンの児童合唱団「YOUNG VOICES OF THE PHILIPPNES」のみなさんと、オンラインでのテレコーラスがスタートしています。

コロナ禍で会えなくても、インターネットで繋げば、海を越え言葉の壁を越えて歌でつながることができる♪ 若手有望合唱指揮者として幅広く活動しておられる田中エミ先生が企画&コーディネーター&通訳をしてくださり、沖縄県合唱連盟と沖縄県少年少女合唱連盟の後援のもと「沖縄・フィリピン―児童合唱オンライン交流プロジェクト」が開かれることになったのでした。



YOUNG VOICES OF THE PHILIPPNESを指導されているMaria Theresa Roldan Visconde先生(マリア先生)と名護ジュニアコーラスとの出会いは、2016年の「第1回アジア・パシフィック青少年コーラス交流 in OKINAWA」に遡ります。エミ先生はこのプロジェクトにスタッフとして携わっておられ、リーダーを勤めていらしたのは故中村透先生でした。このときマリア先生から教わったフィリピン民謡「Orde-e」は、翌年の定期演奏会や軽井沢国際合唱フェスティバルでも披露し、名護ジュニアの新しい合唱表現の一つとして大切に歌い継がれています。

今回、エミ先生が透先生のご意志をつなぎ、再びマリア先生と名護ジュニアをつないでくださって実現した交流会。透先生の天国からの優しい眼差しよって導かれた、ステキなご縁のように思えます。

沖縄の青少年が、アジアの民族文化に根ざしたコーラス音楽を学ぶことで、いろいろな文化の姿を学び、世界の人びとには多様な生き方があることを知る。その経験を通して、国境を超えた青少年がお互いに尊重しあう道を探し出すこととしたのです。
これからも、すべての人とともにある歌声を縦糸に、その歌に込められた多様な文化を横糸に、織物を編むように、アジアの人びとと心と体の交流を紡いでいきたい。命をなによりも尊び、平和をつよく願うここ沖縄でこそ・・・。
(中村透 「むすぶ・つながる・ひろがる アジアの歌声」より 一部抜粋)


マリアさんの旦那さまで作曲家のJude Roldanさんが、フィリピンと沖縄の曲全4曲をこのプロジェクトのために書き下ろしてくださいました。4回のオンライン交流で練習し、録音&編集したものがDVDになるとのこと。海を渡る大きなプロジェクトに、ジュニアメンバーもわくわくしながらオンラインでのレッスンや交流に挑戦しています。
このプロジェクトについての詳細は田中エミ先生のブログでも詳しく紹介されていますので、ご覧くださいね。
 「でんこの伝言板」 https://emi-denchan.com

名護ジュニアでも、このテレコーラスの経験がきっかけとなって、自粛期間中もZoomを使ったオンラインでの全体練習を進めています。LINEグループを使ったパートごとの個人レッスンもありました。どんな状況でも、子どもたちが歌を通して喜びや夢、感動を分かち合い、成長しあえる環境をつくってくださる先生方に、ただただ脱帽です、、、。壁を乗り越えるたびに成長する名護ジュニア。出会いに感謝し、コロナさえも肥やしにしながら、今後の活動を元気いっぱい広げていきます。



出演のお知らせ

新型コロナウイルスの影響で延期されていた、故中村透先生を偲ぶ『中村透再会コンサート ~ありがとう、透さん~』が6月23日「慰霊の日」の正午よりオンライン配信されます。
このブログでコンサートのお知らせや出演に向けた練習の様子などをご報告したのはもう1年半も前のこと。収まらないコロナの影響で無観客での公演収録となりましたが、みんなでずっと楽しみに待っていたオンライン配信です。

一昨日の沖縄タイムスでも大きく取り上げられており、沖縄を代表する音楽家中村透先生の偉大さが伝わってきます。紙面の記事には、「平和が最も大切」と語られていた透先生の思いを受け、沖縄戦犠牲者の鎮魂と平和への祈りを込めて慰霊の日に発信することになったと記されていました。



4月の終わり、名護ジュニアメンバーはシュガージュニアと共に演奏する「沖縄子どもあそび歌」全6曲を収録するため、シュガーホールへ行ってきました。収録を前に、大城松健団長がジュニアメンバーに寄せてくださった心温まるメッセージをここでご紹介させてくださいね。

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明日の中村透先生再会コンサート収録が素晴らしい再会と成りますように祈っています。
送迎の保護者の皆様、道中の運転お気をつけて宜しくお願い致します。

さて、中村透先生と団長は個人的には30年も前からのお付き合いがありました。
当時 沖縄創作オペラ協会 というのがあって、全て中村先生の作品 。一作めは『銀行強盗』団長はエキストラで刑事役で出演、二作めは『南の島の雪女』名護市民会館大ホールにて初演、満席の大盛況でした。団長は実行委員会事務局長、樹子先生も実行委員として頑張りました。とても懐かしい透先生との想い出です。
オペラの全作品を全部中村透先生一人で作曲なさったのですから、それはもう大変な労力です!
そんな中村先生、人一倍沖縄を愛し、うちなーの子供たちを愛してそのウムイを音楽の作品に託しました!
音楽を通して、中村透先生は演奏してくださる皆様と共に復活します♪
そこには、時空を越えた感動体験が生まれます♪ 素晴らしいことです!!

明日のジュニア コーラスの演奏に期待を込めて、名護より祈っています。

団長より

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およそ3時間となる収録映像は、下記URLより視聴チケットを購入し(2,500円)、7月7日までオンラインで視聴することができます。
https://twitcasting.tv/c:otoyaogoshi/shopcart/77648



中村透先生へ、名護ジュニアのみんなより大きな大きな感謝を込めて。

メンバー募集

メンバー募集♪

やわらかい4月の風にのって時折ふわっと流れてくるクチナシの甘い香り。春ですね~♪
さわやかな季節のなかで、名護ジュニアの新しい年度の練習がスタートしています。

現在名護市には「まん延防止等重点措置」が適用されていますが、入室前の検温や手洗い&消毒などの感染症対策を徹底しながら、練習を進めています。 工夫をしながら今できることを考えて、コロナを吹き飛ばす気持ちで張りきって取り組んでいますよー!



新しいメンバーの入団も大募集しています♪ 
わらべクラス、リトルクラス、ジュニアのそれぞれで練習の見学も大歓迎です!
ぜひお気軽にのぞきに来てくださいね(^-^)/



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プロフィール
沖縄・名護ジュニアコーラス
沖縄・名護ジュニアコーラス


団長 大城松健
指導 野原樹子
伴奏 根路銘千香
    新城友紀
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