出口の見えない混乱が起こってしまっている今。それでも、空からは同じように春の優しい陽ざしが届いて、私たちを温かく包んでくれています。一日も早く穏やかな日々が訪れることを願って「春うらら」とブログを綴ります。



先日、「一年間の集大成　旅立ちを祝う会」が開かれました。開催できなかった定期演奏会の代わりに、何かみんなでと知恵をしぼって開かれた手づくりのミニコンサートでした。いつもの練習で使わせていただいている名護幼稚園のホールで、メンバーと保護者、日ごろからお世話になっているみなさまで、開け放たれた窓から春風が抜けるなか、会場全体が穏やかにつながるすばらしい時間になりました。

定期演奏会で披露するはずだった数曲に加えて、高校生メンバーからリクエストのあった思い出の曲などなど、それぞれの思いが込められた温かい歌声に、胸がいっぱいで涙、涙の感動のひととき。



「名護ジュニアと出会っていなければ、今ごろ自分はどうしていただろう、、、」
「名護ジュニアの仲間とみんなでいる時間が特別で、とても幸せだった」
「今まで応援してくれた保護者や先生方、一緒に歌ってきた仲間への感謝の気持ちでいっぱい、、、」
「合唱を通して貴重な経験をたくさんさせてもらった。また必ず戻ってくるので一緒に歌いたい」
「受験などでしばらく離れていたときもあったけど、この場所に戻ってくると楽しくて、あらためて合唱が大好きなんだと気づかされた」



今春高校を卒業した6人のメンバーから名護ジュニア時間をふり返る言葉と、その一つ一つに返す樹子先生からの優しいメッセージ。残るメンバーとその場にいたみんなが、6人の旅立ちを祝いエールを送りました。

残念ながら開催できなかった今年の定期演奏会でしたが、その代わりとはとても言えないような、まったく別物の、記憶に残る会でした。会場を使用させてくださいました名護幼稚園の園長先生、急なお声かけにもかかわらず集まってくださった皆様、準備に心をつくしてくださった保護者会とメンバーのみんな、そして全部を包んで指導してくださる先生方に、大きな感謝を届けます。本当に、ありがとうございました！

さて、名護ジュニアコーラスでは、新学期最初の練習日となる4月4日（土）、地域の小学生を対象に、もっと合唱の楽しさを味わってもらおうということで、「春の合唱体験」を開催します♪　歌や音楽が好きな人、合唱や名護ジュニアに興味がある人は誰でも参加できます。お友達を誘って、どうぞ気軽に遊びにきてくださね(^-^)/